ご覧いただきありがとうございます。 明治時代にアメリカへ輸出された、里帰りのオールドノリタケのプレートです。 豪華で繊細な金盛り上げ、パステルカラーでハンドペイントされた植物柄、中央と縁のエナメルには翡翠のような濃淡があり、縁にはスクロールエンボスが目立たないように施されています（写真7）。 まるで宝飾品のような素晴らしいプレートです。コレクションに如何でしょう。 製造後120年近く経過したアンティークですが、金彩の擦れも無く奇跡的なコンディションに保たれてます。 ※裏側の褐色の窪みは製造時の窯傷だと思われます（写真9）。 直径約19.7cm 1906年（明治39年）製 バックスタンプのRCはRoyal Crockeryの略で、王室や貴族の家で使用される高級な食器セットや陶器のコレクションを意味します。輸出されたノリタケの中でも特に高品質の製品です。 よろしくお願い致します。