カイラス山はチベット西部にある標高6656mの独立峰です。チベット仏教の聖地であり、またヒンドゥー教、ジャイナ教、ボン教の聖地でもあり、まるで山岳のエルサレムの様な所です。聖地であるので登頂許可は降りず、この先もずっと未踏峰のままです。 このカイラス山周辺から取れるカイラス水晶は流通量が極端に少なく、ヒマラヤ水晶の中で最も入手し難い水晶です。最近は特に人気が高く、価格もだいぶ高くなってきました。 この水晶ポイントは、極薄いスモーキークォーツでふ。カイラス産としては大変高品質で、透明度、照りともにトップクラスです。 下部にはカイラス産に多く見られるミストウェーブ(モヤが海上の波の様にうねりながら見られる内包)がなんとも美しいです。トップの錐面には逆三角形の窪みが見られますが、トライゴーニックの様な溶融による物ではなく、何かの剥離痕(サクリファイス)の可能性の方が高いかも知れません。 カイラス産水晶はガネーシュヒマール産と比較して流通量が少なく、バリエーションは多くはありません。この様な品質を持った水晶はコレクションアイテムと思います。 67.8×33.7×27.3mm 95.54g #水晶 #カイラス産水晶 #ヒマラヤ #チベット #仏教 #聖地 #浄化 #クリア #透明 #剥離痕 #サクリファイス #トライゴーニック #ミストウェーブ #スモーキークォーツ #P太郎